うす。高寺です。
いきなりお金の歴史「③」を見に来てしまった人は以下から順番にどうぞ。
⇒お金の教育~お金の歴史①~お金に食われ続けられるサラリーマン
⇒お金の教育~お金の歴史②~日本どころか世界を牛耳るロスチャイルド一族
さてさて・・・
お金の歴史を話してるわけやけども、どうよ。ロスチャイルド。
「どうよ。俺の友達~。みたいなテンションで言われても・・・」って困るやろうけどな。
この世界で、「現実的な力」を持ってるのは、どこの政府でもなくこの一族。
世界の富豪はビルゲイツってよく言われるけども、明らかにロスチャイルド家の圧勝なんよな。
ただし、「お金を持ってる」、「資産を持ってる」ってだけで、
世界を牛耳れるだけの力を持ってることにはならへん。
彼らが持ってる富の中で一番協力なものは、お金そのものを生み出す力やねん。
Contents
彼らが世界最強一族たつ所以は、通貨発行権を一民間人のくせに持ってることにある(笑)
いくらでもお金をつくることができて、何でも欲しいものが買える。
いくらでも人を雇って、頼んだことはなんでもやってもらえる。
広大な土地や豪邸などの財産も望むだけ手に入る。
働いてお金を稼ぐ必要もなければ、銀行や消費者金融からお金を借りる必要もない。
会社や産業、町や市や国ごと持てる。
その力を一個人が持ってるわけよ。
俺たちが毎日使うお金は、民間人の手によってつくられてるわけ。
国が紙幣をつくるんではなく、銀行がつくる。
そして、その銀行を所有しているのは、銀行家。
その代表格が、ロスチャイルドってわけ。
だから、世界最強なんよな。
<中央銀行とは>
通貨発行権を持つ銀行を「中央銀行」って言うんやんか。
中央銀行は、国家の通貨を独占して発行する特別な権限を持ってるねん。
俺たちが毎日使うお金がどのように中央銀行からやってくるのかっていうと・・・
①中央銀行が紙幣を発行する
②中央銀行がそれに利子をつけて、政府や町中の銀行に貸し出す
③町中の銀行は、それにさらに利子をつけて企業や人々に貸し出す
④これらのお金が企業や人々の間でやりとりされ、町中にお金が流通する
現代の金融システムは、中央銀行を中心に回っていて、お金の仕組みを知るうえで、
中央銀行の成り立ちを知っておくことは欠かせへんな。
その歴史は、民間人がどうやって通貨発行権を手に入れていったかっていう歴史やねん。
イングランド銀行は1694年に戦費をまかなうために設立されたイギリスの中央銀行やねんな。
17世紀後半のイングランド国王ウィリアム三世は、戦争に明け暮れていたんやけど、国民から税金を集めても、
銀行から借金をしても、なお200万ポンド戦費が足りなかった。
そこへ現れたのが、スコットランド人のウィリアム・パターソンら金持ちの民間人。
彼は、ウィリアム三世に120万ポンドの融資を申し出たわけ。
その条件ってのが、これから自分たちが設立するイングランド銀行にそれと同額の発行権を認めることやってん。
なんとしてでも戦争を続けた国王はパターソンの条件に同意して、国王の承認を受けて「イングランド銀行」が誕生。
民間人の彼らは、イングランドの通貨発行権を手に入れたってわけ。
そして、通貨を発行する時に、彼らが実際に用意したお金は総発行額の半分はおろか、
その10分の1にも満たない3万6000ポンドやった。
彼らはそのわずかな準備金で175万ポンドもの紙幣を流通させたんよな。
つまり、ほぼゼロに近い2%という元手から大量の銀行券=紙幣を発行し、そこから利子を得ていたわけ。
とんだペテン師やんな(笑)
この無から有を生み出す仕組みが「信用創造」という現在の銀行でも使われている銀行の役割。
パターソンは銀行の秘密について、こう言ったようやな。
「銀行はカネというカネから利益を生み出しており、そのカネもみな無からつくったものだ」
世間に流通してる金なんて、実態のないものだ。ってことや。
1800年代に入ると、イングランド銀行はロスチャイルド一族と関わりを持つようになるねん。
当時の銀行券は金と好感が可能やったから、銀行は裏付けとなる金を常に用意しておく必要があった。
当時、大富豪になっていたネイサン・ロスチャイルドは、
イングランド銀行の保有する金を大量に調達する役目を預かるとともに、大株主になっていた。
このような関係から、「ロスチャイルド家の存在しないイングランド銀行はない」
と言われるほど、ロスチャイルド一族はイングランド銀行を支配下に置くようになったわけ。
つまり、イギリスの通貨発行権をロスチャイルド一族が完全に握ったんよな。
ネイサンは、次の言葉を残してるで。
「王座に座って大英帝国を支配する傀儡など、誰でもよい。」
「大英帝国の通貨供給を握る者がこの国を支配するのだ。それはこの私である。」
出た。本音。
エグい。エグい(笑)
まぁ事実やけどな。
その国の指導者が誰であっても、絶対的に必要なお金の発行権を握ってるのは俺たちだ!
ってなわけやから、そりゃあ無敵スター状態やわ。
確かにこのおかげで紙幣が流通して産業革命が起きて、イギリスの世界進出を後押ししたのは事実やけども、
それまでは、税金を支払うことを拒否すれば戦争は継続することが不可能やったのに、国民の意思に関わらず、
銀行が通貨発行権を持てば、銀行と国家の一存で戦争を続けることができるようになったわけやから、
まぁ民主主義なんか絵空事に等しいわな。
その後、1946年にイングランド銀行は国営化されてるけど、その要職はいずれも、
創立者一族の末裔やロスチャイルド一族の親族関係者が就いてるから、
まぁ意味ないわな。
しっかり、癒着してますよ(笑)
アメリカの通貨・ドルを発行している中央銀行はFRB。
設立されたのは、1913年。
FRBが設立されるまでアメリカ合衆国には長い間、中央銀行は存在せえへんかったけど、
イングランド銀行の所有者たち(株主の銀行家たち)は、1776年の建国以来、
アメリカにも同じ中央銀行を設立しようと何度も試みてきた。
彼らは株主である特権を生かしてイングランド銀行が、
アメリカ合衆国の紙幣や債券・手形などの受けとりをすべて拒否するようにして、
幾度となくアメリカの通貨の信用を失墜させた。
当時イギリスとアメリカは、互いに最大の貿易の取引相手やったから、、
そのたびにアメリカの株式会社と通貨の安定が乱された。
こうして、イングランド銀行の株主たちは、
中央銀行の存在を必要とさせるためにアメリカで金融恐慌をわざと起こしていた。
中でも1907年に起こされた金融恐慌は、ジェイコブ・シフと初代ロックフェラーが、
株価を暴落させて企業に乗っ取りをかけるために仕組んだものだったが、
議会ではこのような恐慌が今後起きた時の対策として中央銀行設立の必要性が問われるようになった。
そこに集まってきたのは、ロスチャイルド一族やロックフェラー一族、モルガン一族など
国を超えて投資活動する「国際銀行家」の面々。
スゴイ光景やったやろな。
彼らは、アメリカの通貨発行権を独占する世界最大の私的中央銀行の実現を計画していた。
ロックフェラー家の親族であるオルドリッチ共和党上院議員がこの法案を議会に提出してんけど、
民主党の激しい反対に遭って廃案。
けど、彼らは諦めず、共和党がダメなら民主党でいこうと大統領選を操ったわけよ。
彼らは民主党のウィルソン議員を大統領に当選させるために一工夫したんよな。
当時大人気だったタフト大統領の票を割るためにモルガン一族の傀儡やった
セオドア・ルーズベルト元大統領をわざわざ引っ張り出してきた。
そして、彼らの思惑通り、共和党候補二人の間で票が割れた結果、ウィルソン大統領が当選。
ウィルソン大統領が誕生すると間もなく民主党は、
「オーウェン・グラス法案」というオルドリッチ議員が
以前提案した内容と同じものを名前だけ変えて議会に提出した。
すると今度は、ちょうどクリスマス休暇でほとんどの議員が帰省中だったため、法案はあっさりと通過。
そして、法案の通過は、議会や国民にはほとんど告知されへんまま早々とウィルソン大統領が署名を済ませると、
銀行家による私的中央銀行がアメリカで誕生した。
ウィルソン大統領は後に、この自分のした行為を後悔してるで。
「私は騙されてFRBの法案に署名してしまった。」
「今や我々の国家の成長と我々のすべての活動はほんのわずかな人たちの手の中にある。」
「私はうっかりして、この国を滅ぼしてしまったのだ。」
ってね。
「うっかり」じゃねぇ~よww
て話やけど、悔やんでも後の祭り。
ここで設立されたFRBとは、全米の主要都市に散在する12の連邦準備銀行を統括する組織のこと。
この12の連邦準備銀行の中で最大の銀行が、ニューヨーク連邦準備銀行であり、
アメリカの通貨の発行量と金利の決定などの金融政策は、実質的にはこのニューヨーク連邦準備銀行が取り仕切っている。
1914年、ニューヨーク連邦準備銀行は株を発行し、
それらの株はナショナルシティバンクなどの民間銀行が取得しているけど、
それら銀行の筆頭株主は、「ロスチャイルド銀行」なんよな。
つまり、FRBの実体、ニューヨーク連邦準備銀行の株は、
ロスチャイルド財閥の銀行がそのほとんどを保有してるってわけ。
アメリカ政府は一株たりと持ってないんよな。
アメリカ経済の安定のためと称して、設立されたアメリカ中央銀行は、民間人の資金で設立されて、
その支配権も利益も民間の銀行家の手にゆだねられた完全な私有企業ってわけよ。
とんだ茶番劇(笑)
天下の大泥棒ってのはこういう事を言うんよな。
そして、俺たちの国。
日本銀行の仕事は、財務省の印刷局で刷られた紙幣を1枚20円で買い取って、
それを1000円、5000円、1万円紙幣として政府や町中の銀行に貸し出すこと。
日本政府が持っているのは「硬貨」の発行権だけで、紙幣の発行権は日本銀行が持ってるねん。
世間に出回っている通貨の大半は紙幣だから、通貨発行権を持っているのは実質、日本銀行。
この日本銀行も、もちろんロスチャイルド一族の影響を受けて設立されたで。
日銀は、1881年に当時、大蔵大臣だった松方正義によって設立された。
当時の大蔵大臣は、まだ内閣制度が創設される前であり、政府の最高権力者。
松方は、自らの権限で国立銀行条例を改正し、当時、国立銀行が発行していた政府紙幣を全て回収して焼き払った。
そして、中央銀行を設立して、銀行券以外の紙幣を発行することを禁じたんよな。
つまり、通貨発行権を独占したってわけ。
松方にこれらの政策を支持したレオン・セーはロスチャイルド家の4代目当主アルフォンス・ロスチャイルドの使用人として、
大蔵大臣になる前はロスチャイルド一族の鉄道会社の経営陣の一人として活躍した人物。
松方はロスチャイルド家当主からの間接的な指示で、国立銀行から通貨発行権を日銀の手に奪い取っていた。
そして、日銀も完全な政府組織ではないで。
日銀の持ち株の55%は政府が所有しているけど、
残りの45%は非公開なものの、ロスチャイルド一族が20%持っている説があるよな。
まぁ持ってるやろな。
さらに、日銀は、日本と国民の経済発展のために存在するとされているけど、政府と国民の意思を反映する機関ではない。
日本政府から独立した権限であり、紙幣をどれくらいつくるか、あるいはつくらないかを独自に決める権限を持っているわけ。
また、日銀総裁は国民の選挙ではなく、日銀関係者内部の一存で決められ、国民は選ぶ権利を持たない。
半年や一、二年で交代させられることもある総理大臣おりも、お金の実権を握る歴代の日銀総裁こそが日本の王様なんよな。
つまり、民主主義なんて、有って無いようなものなわけよ。
通貨発行権を握るロスチャイルド一族などの国際銀行家がどのようにして世界中の人々に影響を与えているか、おさらいしてみよか。
国際銀行家は、中央銀行を設立してその所有権を直接握る、もしくは中央銀行の集まる会議で指示を与えて間接的に支配する。
⇒指示を受けた各国の中央銀行は、決められた量のお金を発行し、政府や銀行に貸し付けて利子をとる
⇒景気、不景気やインフレ、デフレが決まる
そして、中央銀行に借金を負う政府は、その返済のために国民から必要以上に税金を取り立てなければならない。
負担は最終的に、俺たち国民にすべて課せられるってわけよ。
旧約聖書にはこういう言葉があるで。
「借りるものは貸すものの奴隷となる」
キツいな(笑)
けど、実際そうやんな。
そして、貸す側の国際銀行家のボス、初代マイヤー・アムシェル・ロスチャイルドはこう言った。
「一国の通貨を発行する権利を私に与えよ。」
「そうすれば、誰が法律を作ろうがかまわない」
そしてその息子はこの言葉に以下の言葉を付け加えた。
「王座に座って大英帝国を支配する傀儡など、誰でもよい。」
「大英帝国の通貨供給を握る者がこの国を支配するのだ。それはこの私である」
ってね。
さらに、石油王の初代ロックフェラーも同様の発言をしてる。
「金の出る蛇口が手に入った以上、大統領の地位も議会も不要」
まぁ彼らの考えでは国の通貨を押さえてしまえば、法律や政治家や議会などはどうでもよいということ
彼らの言葉からは、民主的で合法的なやり方ではなく、お金の力で世界を支配しようとする姿勢が見てとれるな。
お金を無限につくる権利を手に入れて、その力で世界を支配しようという哲学。
まぁ実際、強すぎるわな。
彼らがいる限り、民主主義なんてあって無いようなもんなんだから。
戦争だって自分たちの判断で起こせるわけやしね。
ここで俺が言いたいことは、俺たちの預かり知らないところで、
世界も政治も動いてることを認識することが大事だ。ってこと。
視野を広く持って、もっと抽象度の高い次元から物事を見ないといけない。
会社や大学など目の前のことがすべてだ。というような視野の狭さじゃダメなわけ。
俺たちは生まれながらにして嫌がおうでも、この資本主義社会で生きてるわけで、経済戦争からは逃げられない。
もうしっかり巻き込まれてるから。逃げても無駄。金はこの先一生に渡って、つきまとう。
つまり、自分のビジネスを持って、自己防衛策を張るなんて当たり前の話だから!
そして、俺たちにはさらにどうすることもできないのが、俺たちが生まれる約300年以上も前から、
権力者による仕組みはもう既に完璧に出来上がって、ヤツらの手のひらで転がされながら生きてるっていう事実。
会社とか行って、気持ちよく搾取されてる場合じゃないわけ。
自分の身は自分で守る。
これを強く認識しないとアカンで。
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