「サラリーマン 奴隷 違い」と検索してる人がいることに、アンテナの立て方がいいなと思ったな。
あ、うす、高寺です(Twitterフォロー歓迎です)。
結論から言うと、サラリーマンも奴隷も本質の部分ではさして変わらない。ってこと。
今回の記事では、両者の似ている点と違っている点を見ながら、じゃあサラリーマンとしてどう働いていけばいいのか。について記していこうと思う。
「サラリーマン=安定」というイメージを持ってる人はいまだに多いけど、そういう人は安定なんてないということに早く気づいた方がいい。
とはいえ、俺ももともとは公務員で昔はそう思っていたから、あまり人のことは言われへんのやけども・・苦笑
「安定」に込めた意味合いってのは、人それぞれやけども、あらかたコレやろう。
「とりあえず、会社に行ってさえおけば、翌月の決まった日にお金が振り込まれる」
「とりあえず、生活できてるしOKじゃね?」みたいな?
そんなノリ。
けど、確かに、会社に行けば翌月には給料が指定銀行口座に振り込まれるんやけども、暮らしぶりが良くなっているんか?と言えば、疑問符がつかへんか?
今の時代、「普通に生きていく」ってのが難しくなってるねんな。
毎日、一生懸命、会社で働いてると思うねんけども、働いても働いても、会社給料が伸びひんのが今の時代やねんな。
それに加えて、
・増える税金
・増える社会保険料
・上がる生活関係用品の物価
で、最終的に手元に残る金額は、年々減ってるんよな。
ジリジリとろ火で焼かれて、気づいたら丸焦げになってました。って感じのグラフ。
副業して投資して税金について学ばんとな。
自分の身は自分で守るのが原則。
これ見て、ふーん。で終わる人の感度の低さはヤバい。 pic.twitter.com/G7awcJstPU
— 元国税社長高寺徹@世直し先生 (@torutakatera) July 11, 2021
これが、現実。
もちろん、お金の流れがいい業界や会社で働いてたら、年収も弾むかもしれへんけども、日本のほとんどの会社が中小企業であって、そこで働いてる人たちがほとんど。
勤め先の会社の業績がグングン伸びてるってところは少ないわけで、「給料が伸びた!」っていう実感を持ってる人はほとんどおらんやろう。
しかも、これは自分でビジネスをすればヒシヒシとわかることやけども、会社社長の立場になれば、稼ぎを伸ばそうと思ったら、一人あたりの時間は1日24時間と限られてるわけやから、会社社長一人おっても、おのずと限界がくる。
だから、会社はお金を払って、他人の労働力や時間を買って、自分の代わりに働いてもらうことで稼ぎを伸ばしてるんよな。つまり、その分だけ搾取してるってこと。
(さらに、国や地方自治体は「源泉徴収」システムで、会社社長だけでなく労働者全員から、毎月確実に所得税と住民税、保険料を自動徴収・天引きしてる。不労所得やw結局のところ、権力がより強いヤツに搾取される運命なんよな)
そして、会社としてはなるべく多くのお金を会社に残したいって思うから、必然的に、会社給料は安くなり、労働時間は長くなり、ノルマを課せられたり、組織に忠誠を誓うように仕向けたりで、ブラックになっていくんよな。
ただし、会社給料が安すぎたら、サラリーマン一人一人が生活できへん状態に陥る。
会社としては、できるだけ長く働いて利益を残してもらいたいわけやから、働くモチベーションを落とさない工夫をして、それでいて不満が大爆発して退職せえへん程度の給料を渡してるんよな。
「給料、振り込んどいたでー。またその中でやりくりして、ストレスコントロールして、会社に貢献して利益つくってなー!」ってなもんよ。
キレイゴト抜きで、客観的事実としてこうやな。
つまり、サラリーマンも奴隷も生きていくための最低限の食糧(今で言うと、お金)を与えられてるに過ぎない。って点では同じなんよな。
じゃあ、人生終了でお先真っ暗なのか?と言うたら、そうじゃない。
(たとえ、そうであったとしても、まだ死なれへんしなw)
現代版奴隷制度がサラリーマンやけども、今は昔のガチ奴隷と違って人権があり、自分たちの意思で選択して人生を変えることができる。
これこそ、サラリーマンと奴隷の決定的な違いやな。
俺たちは一人一人、自分の頭で考えて、行動に移すことができるやんか。
だから、どうせ、会社はサラリーマンの労働力を搾取して、儲けを出してるんやから、サラリーマンはサラリーマンで会社を利用して、どうにか稼ぎを増やすことを考えればいいんよな。
会社は毎月毎年利益を出してるから生き残ってるんであって、その利益を出すためのスキルや知識、経営資源があるはずやねんな。
だから、会社給料をもらいながらそれらを学んで、一人で独立できる程度にまでレベルアップしたり、取引先等の人脈をつくるってのは考えられるよな。
あるいは、会社への貢献はほどほどにして、残業には付き合わずに、飲み会が典型やけども、その他イベントへの出席はせずに、勤務時間終了後は副業に精を出すとかやな。
けど、副業は今の時代、絶対。
↑で見たように、会社給料からの手取り金額は年々減ってるし、サラリーマンは自営業者や会社経営者のように経費計上ができへんから、税金対策のしようがない。
しっかり「自分のビジネス」を持って、合法な税金対策を施すことで、手元に残るお金を増やしていくことをオススメするで。
さらに言えば、金融市場への投資もしていくべきやな。今や、銀行に預けてても、年利0.001%とかカスみたいな金利やから、金融市場への投資は必須。
じゃあ、どうやって、一介のサラリーマンが経済的成功をつかむのか、どうやっていったらいいかわからへん!って人は、「考え方」が重要やから、↓の記事を読んでみてほしい。