うす、高寺です(Twitterフォロー歓迎です)。
「オンラインサロン」って言葉を聞いたら、ネットワークビジネス・MLMなみに嫌悪感を示す人が多くなったように思う。
ネット上を見てると、「搾取」「宗教」「怪しい」「詐欺」「胡散臭い」「気持ち悪い」「洗脳」「やばい」ってな感じで、それはそれはクソミソに言われてるわw
まぁそう言われてもしゃーないことをやってる人らがおるからな。
今回は、そんなオンラインサロンに対する声に対する見解を書いてみようと思う。
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オンラインサロンって、なんか定義が曖昧よな。
という条件に当てはまれば、全部「オンラインサロン」みたいな。そんな感じよな。
で、得てして、主宰の人間を「神!」とか「スゴイ!」とか持ち上げてるおンラインサロンが多いから、なんの興味を示してない外部の人からは「宗教」「気持ち悪い」とか「怪しい」とか言われてるわけや。
まぁ姿、形が違うだけで、誰もかしこもMac使って仕事してるんも、十分「宗教」じみてるし、「気持ち悪い」から、たいして変わらんで?って話なんやけども、ことさらオンラインサロンが叩かれてるのには理由がある。
「気持ち悪い」って言われてるんは結局、コレなんよな。
つまり、お金を受け取るなら受け取るで、それに見合う「価値」を提供しろ。ってこと。価値を創出して、お金を払う側を満足させられていないから批判を受けるねん。
キングコング西野氏のオンランサロンが日本国内では一番有名やろな。このサロン内で起こったことが、世間の注目を集めた(悪い意味で)。
たびたび、炎上してるで。以下に簡単に内容をまとめるわな。
当初は、「80セットを売ろう!」と意気込んでたらしいねんけど、結局売ることはできず、自分で80回映画を見ればいいか。と考えたものの、中途で挫折したようやな。
これに、「洗脳されてる!」という声が多数あがったわけやな。
けど、この件については、80セット買いたいから買ったわけで、別に外野がとやかく言うことじゃなくない?って俺は思ってる。
いわば、AKBのCDを一人で何枚も買うみたいなもんやし。
例えば、映画のチケットになんらかの付加価値をつけて、仮に4000円で売り始めたとして、それに対して「安い!」と思った人はその人から買うやろうし、別にそれは商取引として成立してるんやから、ええよな。なんの問題もない。
ただし、ビジネスとして、西野氏の映画チケットを販売するのはおいしいとは言われへんけどな。
片付けが5万円って、、、これはさすがに、なんでやねん!ってツッコミを入れたくなるよな。そんなん手伝ってくれるだけ、めちゃありがたいんちゃうの?って思うけども・・。
5万円で買う人間がおるから成立するんやけども、やっぱり、「5万円で売ろう!」と思った方も思った方やなーって引いてまうわな。これは「洗脳」「宗教」と言われても仕方がない。
実際、雑用でしかないしw
もちろん、「5万円の価値がある!」と思った人が買ってるだけやねんけどな。
価値は買う側が決めるものやし。
資金を提供した人へのリターンは、「一緒に時計台を作れる権利」など。これが5000円。最安リターンは西野氏からお礼を言われる権利で500円。
これで、集まった金額は合計でなんと約1000万円・・!!
で、出来上がった木の時計台がコレ。
木!
ただの木!!!ww
この一件で、西野氏はまた「詐欺師」と叩かれたんやけども、↑で言うた通り、価値を感じるのはお金を払う側やし、西野氏はサロンメンバーの心理を読んでの行動をしたまで。と言えば、それまでなんよな・・・。
西野氏に対して思うのは、ビジネスマンやなーってこと。
確かに、お金稼ぎはうまいけど、サロンメンバーの未来に寄与してるのか?と言えば、してへんよな。結局は、サロンメンバーからお金を搾取してるだけで終わってしまってる。
それが、問題や。
意味があることなのか?と言えば、無意味なんやから。ただただ、貢いでるだけ。
まぁ人の勝手と言えば勝手やけども、西野氏のオンラインサロンに入会する人っていうのは、何者かになりたくて入会するわけやんか。
じゃあ、そのためにすべきなのは、スキルや能力が上げることやねん。それに、時間とお金と労力を費やすようにしないと、自分の人生はいつまで経ってもつくられへん。自立できへん。
西野氏にひたすらお金を貢ぐのは、無駄でしかない。ってことに気づかんとアカンと思うし、それを影響力ある人間は伝えていかなアカンよな。
地道にコツコツ自力をつけていくことが大切なんやと。
じゃないと、個人の人生が露頭に迷うし、ひいては国全体として力も弱くなるんやから。
月額3,000円で脱社畜(=サラリーマン)を目指そう!ビジネススキルを手に入れよう!っていうコンセプトのもと運営されていたオンラインサロンなんやけども、サロンオーナーの正田圭氏の経歴が「嘘やろ!」ってことをきっかけに炎上。
2桁3桁億円のM&Aをしている連続起業家っていう説明やってんけども、その証拠はいっこうに出ず。正田圭氏がサロンオーナーが退く形に。
さらに、サロン内で提供されるコンテンツも何か特別なオリジナルコンテンツはほとんどなかったようで、「とりあえず、ブログ100記事書きましょう!」と、ノウハウやテクニックの話ではなく精神論が展開されたり、何か疑問を投げかけたりすると「起業は自己責任!」と突き放されたり、とにかく不誠実な対応やったようや。
その後、スキルシェアサロンに改名されたんやけども信用はガタ落ちで、もう今はイケダハヤト氏も運営には関わってへんみたいやな。
イケダハヤト氏はブログで年商1億円以上の売上をつくったことで一躍有名になり、インフルエンサーとして活動し始めた結果、彼に憧れる人が多く集まるようになった。
そして、その影響力を使おうとする人間も近づいてきてバズが起こることで、さらに人が集まり、なんかスゴいコンテンツを提供してくれる!という期待が集まるのはごく自然な流れやなと思うねんけども、「影響力が高いから、いいコンテンツが提供されるわけじゃない」ってことを覚えておいた方がええで。
これは、昔から情報商材業界あるあるやからな。
同じ自己投資をするんやったら、具体的にどうやって稼ぐかを教えてくれるところにお金を払った方がいいで。
まったくビジネス経験がない人は、会社給料以外の方法でお金を稼いだことがない。
そんな人が、まったくのゼロから商品をつくって集客して販売していくなんて至難の業やから、「コレをやりましょう!」と具体的なビジネスノウハウを提供してくれるところをあたるのが正解やで。
西野氏のオンラインサロンとかその典型やけども、「お金を払ったら西野氏のような有名人と会えて、自分のことを承認してくれる!」なんてマインドの人がサロンメンバーになっていくんよな。
けど、こう言っちゃ悪いけど、そんなんで自分の人生はつくられへん。どこか、甘えてるから。それやったら、ただただ養分になって終わりや。
彼らのいう他者承認とは存在承認。けど、「変わる」ってことは常に現状否定から生まれること。「このままじゃアカン!」という「否定」から入って、新しいことにチャレンジ、リスクを払って飛び込むからこそ、身を立てられるんよな。
そして、元も子もない話なんやけど、この世の中、遊ぶにしても、家庭を持つにしても、親の介護をするにしても、結局はお金が必要なんやから、まずは自分でお金を稼げるようになってしまった方がいいし、仮にオンラインサロンに入るにしても、お金を稼げるサロンに入った方がいい。
西野氏のオンラインサロンのように、いわば雑用をして、なおかつお金も払って・・ってシモベ・パシリやんww何してるかわからへんでw
まずは、お金。
これが現実や。
ps
こういう俺も前職は国家公務員で、給料以外でのお金のつくり方なんて、まったく知らんかった。けど、人生を変えるためには動き方の順番がある。ってことを知って、もう今年2021年で独立9年目や。
やっていけてる秘訣は何か。
人生を変えるためには、「自己投資しろ」ってよく言われるけども、それにもコツがある。
これについては、以下の記事に詳しく書いてるから読んでいってみてな。