うす、高寺です(Twitterフォロー歓迎です)。
せどり転売・物販はサラリーマンの副業としても、その後の起業独立の手段としてもよく紹介される代表的な稼ぎ方やな。
ネット上では、「せどりは、やめたほうがいい」と一部で言われてるみたいやねんけど、その理由と持論を今日は見ていこうと思う。
まず最初に俺の結論を言うとくと、収入源の1つとしてはいいけども、最初に立ち上げるビジネスとしてはしんどいから、やめておいたほうがいいかな。って感じ。
その理由もまじえて、以下説明していくわ。
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冒頭で、「一発目のビジネスなんやったら、やめといたら?」って言うたけども、せどりビジネス自体はちゃんとやったら稼げるで。
「安く仕入れて、高く売る」っていう商売の基本が学べるし、売れたら即日入金があって即金ビジネスなんもいい。
国内やったらAmazonやメルカリ、ヤフオク、海外やったらebayといったプラットフォーム上に出品して稼ぐねん。メルカリから仕入れて、Amazonで売る。なんていう完全ネット完結で利益を得ることもできてしまうのは利点やな。
他にも「ジモティ」っていうサイトを使って、各地域の不用品を回収して、同じくAmazon等に出品して売る。とかな。そんなんもできる。
とにかく、扱う物品は何にせよ、利ザヤを抜ける商品を見つけて出品したら稼げるわ。
ただし!
確かに、それはいいねんけども・・・!!!やな。
次。
ネット上で言われてるんは、
だいたい、こんな感じやな。
順々に説明していこか。
これは、いろんな意味が含まれてるで。
↑で言うたけども、せどり自体はしっかりやれば、利益が出せるビジネスやねん。ただし作業量のわりに、利益率が低いんよな。だいたい、利益率は20%~30%くらいや。
商品原価だけでなく発送費もかかるしな。外注やアルバイトを雇うんやったら、人件費もかかってくる。ただでさえ、利益率が低いのに、商売やってる旨味がほとんど無いわな。
おまけに、どんな商品を扱うかにもよるけども、もちろん競合はおるから、しっかり利益を出せる商品の取り合い。特にネット仕入れは激戦。
「あ!この商品、よく売れるんや!」ってわかったら、またたく間にダァ~~ッとその商品にアクセスが集中する。
その商品自体に価値があるから、差別化も難しい。結局、商品仕入れて横流ししてるだけやしな。せっかく売れる商品を見つけても、それをマネされたら、自分の分け前は必然的に少なくなる。
商品返品リスクもあるしな。
だから、「めっちゃ時間かけたのに、手元に残るお金、こんだけ!?」ってなりかねん。特別な独自の仕入れルートを持っていて、通常よりも安く仕入れられるんやったら、話は別やけどな。
そういう意味で、稼ぎにくいんよ。
だから、どうするんか?って言うたら、↓の音声動画でも言うてる通り、利益率ほぼ100%のせどり転売コンサルティングを数十万円で販売するねん。
「商品リサーチ⇒仕入れ⇒商品撮影⇒商品出品⇒売れたら検品⇒商品梱包⇒発送」
せどりの全工程は以上やけども、これらすべて人間の手でやるねん。肉体労働で、まぁ地味や笑。ひたすら単純作業やし、「せどり、おもしろい!」と思うんも、ほんま最初だけちゃうかな笑
ただただ稼ぎのためにやるんやったら、「俺、何やってるんやろ?」ってなると思うで。
↑で書いた工程を人がやっていくのって正直、面倒やんな。けど手元資金が潤沢じゃないと、他人にお金を払って、自分の代わりにやってもらう。ってことができへん。
だから、特に最初は、毎日毎週毎月ひたすら↑の作業を繰り返すことになる。
考えてみて欲しいねんけども、例えば、月商100万円で利益20万円。手元資金を膨らましていきたいから、すぐさますべての資金120万円を仕入れ資金に回していく・・・。利益から生活費を抜いてたら、全然手元資金が増えていかへんからな。
ってことを毎月繰り返していくねんけども、計算上理屈上はこうやって雪だるま式に手元資金は増えていくねんけども、現実はこうはなってへん。
仕入れた在庫が翌月までにキレイに掃けるわけじゃなく不良在庫化するものも一部出てくるし、さらには、たった一人で↑の作業工程をすべてこなすって考えたら、おのずと作業量は限られてくるから、そんなに手元資金すべてを回すなんて到底出来へんわな。
おのずと薄利多売はキツいから、ブランド品とか高額商品を扱ったり、自分じゃなくてもできるところは外注に振ったりして効率化していく必要があるけども、それぞれ、仕入れに目利き力が必要かつ売れへんかったら大赤字リスク、外注費がかかって自分の取り分が薄まる、かつ、ちゃんと教育せえへんかったら、いきなり外注が飛ぶ。なんてことも考えられる。
万年働き続けて忙しい。ってことになるんよな。
作業はすべて現場に任せて、自分は手放しで稼げる。って状態になるまでに、かなりの手間と時間を要するわ。
とまぁ、せどり転売って普通に「実業」で、サラリーマンの副業で小遣い稼ぎ程度やったらええけども、独立して本業にしていくのはまぁキツいわな。
せどりをやってる人間はこの壁に誰しもが行きつく。そこへ「無在庫転売」をすすめてくるヤツがおるねんけども、無在庫転売はグレーやから、微妙やで。詳しくは、↓の記事で。
「転売」っていうたら、ただただ安く仕入れて高く売ってるだけで、まぁ言うなれば「商社」「貿易会社」。そう言うたらかっこええけども、大企業じゃなく個人レベル。怪しい商売やってるって思われるリスクはあるわな。
「転売やってる」って言うたら、「彼女にフラれた」ってことも聞いたことあるし、世間的にあまりいいイメージは持たれてへん恐れはある。
他人の目を気にせえへんって人はええやろうけども、人によっては抵抗あるやろな。
商品を仕入れたら、在庫が貯まっていくけども、じゃあそれどこに置くねん。って言うたら、家になるわな。だから、せどらーの家の中は必然的にダンボールだらけや。
倉庫を別で借りてたらええけども月額費用がかかるし、その金額が惜しいとなれば、家の中に在庫を積み上げていくしかないやろう。
独身やったらええけども家族がおったら、まぁ確実に文句言われるやろうな。
↑で書いた通り、工夫の仕方はあれど、やっぱり、ゆくゆくは自動化・資産化(自分が手を動かさなくてもお金が入ってくるようにすること)したいよな。
そして、手元資金も潤沢にしていきたい。
となれば、まず最初に取り掛かるべきは、利益率が高くて放置しても毎月利益が湧くビジネス。そう考えて、俺が最初に取り掛かったビジネスがブログアフィリエイト、アドセンスって呼ばれるビジネスやったんよな。
ブログに丁寧に記事を書いて放置しておけば、Google検索エンジンが勝手にユーザーをブログ記事に呼んできてくれて、その記事にある広告をユーザーが踏んでくれて、俺に収入が入ってくる。
そうやって、なおかつ他のビジネスもやって資金を貯めていって、今はうちの会社も物販ビジネスしてるで。作業はすべて社員がやってくれてるから完全自動やし、在庫は家とは違う場所に保管するようにしてるわ。
もし、せどり転売・物販ビジネスをやるんやったら、この順番がええやろな。
ってのが俺の結論やな。
てか、なんでもないサラリーマンから経済的自由人になるまでのプロセスって決まってるんよな。詳しくは↓の記事で。